チャングムの誓い、いよいよ最終回です。
大長今(テジャングム)の称号を与えられ、チャングムは王の主治医としての日々を送っています。チャングムは中宗の厚い信頼を得て充実した日々を送っていました。
しかし加齢とともに中宗の身体を病魔がむしばんでいきます。そんなある日、チャングムは、唯一の方法として、まだ誰も試したことのない驚くべき、ある治療法を王に提案します。
この方法が、チャングムの運命を大きく変えるきっかけとなるのですが・・・
第53話はチャングムとチョンホ、そして中宗をめぐる愛にまつわるエピソードです。下賎な言い方をすれば三角関係と言うことになりますが、本当の愛とは何かと言うことを考えさせられます。
チャングムの、チョンホへの思いを確認した中宗は、翌朝、チョンホに、自分のチャングムへの思いを告白するのです。そして、あるものを賭け、チョンホと弓の競争をすることに。一方皇后は、中宗のチャングムに対する思いを確認し、チャングムを側室にする準備を始めます。
]]>チャングムが医女から、いかにしてデ・ジャングム(大長今)の称号を得るに至るかが演じられていきます。
自らの身を省みず難病の治療法に取り組んでいく姿は、あの天然痘ワクチンを発見したジェンナーをほうふつとさせるものがあります。
高熱から意識を失ったキョンウオン王子の病気の即断を避けたチョン・ウンベク。中宗は皇后に、チャングムに治療を任せることを提案しますが、皇后は拒否します。チャングムは再び活人署(ファリンソ)へ戻ることになります。
]]>チャングムを主治医に命じるという中宗の発言は、宮中に大きな波紋を呼んでいました。左議政はチョンホを従える右議政の策略かと疑い、しきたりを重んじる皇太后の憤りは激しい者でした。。また内医院(ネイウォン)内でも、医務官の面子をつぶしたチャングムへの反感が生じていたのです。
困難な立場に立たされたチャングムとチョンホはお互いの恋を貫くため、行動を起こすことに・・・
]]>そんなある日のこと、中宗は即位前、自分の元へ酒を配達に来た幼い娘がチャングムであることを思い出し、チャングムとの縁を感じ、より信頼感を深くします。今一度チャングムに願いをたずねる中宗に、チャングムは活人署(ファリンソ)への異動を願い出ます。
]]>関係者一同の取調べが始まる直前、チェ女官長が逃亡を図ります。宮中内に潜みつつ、かつて世話をした尚宮(サングン)たちに助力を求めますが、身の危険を冒してまで応じるものは誰一人いないのです。そんな時、チャングムはチェ女官長に自首するよう勧め、チェ女官長は呆然としながら今一度、チャングムの母であり、かつての友人だったミョンイの墓前に向かうのですが・・・。
]]>チャングムはアヒル事件の真相が書かれているというユンスの遺書を持っていることをチェ女官長に告げます。ユンス医局長の遺書の存在を巡って、疑心暗鬼のチェ一族とオ・ギョモ。チェ女官長は意を決してチャングムを訪ね、ミョンイの墓前に案内してもらいます。
そして、ミョンイの墓前で許しを請うチェ女官長ですが・・・
]]>チャングムの的確な治療により、中宗は視力を取り戻します。病名は医局長のユンスと同じだが、チャングムは処方が異なった理由を説明します。皆は感嘆し、オ・ギョモはユンスから医局長の座を取り上げ、自らの保全と巻き返しを図ろうとします。病気の真相が明らかになったことから、疑いのかかっていたクミョンとチェ女官長は晴れて釈放されることになります。チェ女官長は早速、自分たちを積極的に助けてくれなかったオ・ギョモに詰め寄り、その態度を責めるのです。チャングムは側室のヨンセンを通じて、中宗に拝謁することに。ハン尚宮(サングン)の名誉を取り戻してくれるよう訴えます。医局長の座を追われ、これからの身の処し方に思い悩んでいるユンス。チャングムはチョンホと一緒にユンスを訪ね、今回の件で誤診が明らかになった以上、アヒル事件についてユンスに証言をして欲しいと懇願します。ユンスは少し時間をくれと答えるのですが…
一方、時を同じくして、アヒル事件の真相を暴露される危険を感じたチェ一族がユンスの口を封じるため自宅に刺客を送り込むのです。
]]>宮廷女官チャングムの誓い、第45話です
]]>密かに皇后に命じられ、中宗の病気の真相を突き止めることになりましたチャングム。
内侍府(ネシブ)の長官に連れられて行った菜園には、チョンホとチャンドクが待っていました。すでに菜園には中宗と同じく傷寒症を繰り返している患者が集められていました。
真相究明のためチャングムは早速、治療を始めようとする。 一方で、宮中では相変わらず水剌間(スラッカン)と内医院(ネイウォン)が責任のなすりあいが続いてます。
チョンホの提案でウンベク、イクピルも中宗の脈診をすることに。これ以上チェ一族との対立を長引かせたくないユンスですが、ヨリはさらにクミョンを陥れる細工をします。 クミョンの調味料入れに笑い茸を混ぜたのです。 そのためパンスルの屋敷にまで捜査が及ぶことに。
]]>そこで医務官のユンスを呼び出し、次なる手を考えます。ユンスは内侍府(ネシブ)の人間の抱きこみを提案、チェ女官長はオ・ギョモに頼み、ことを進めようとします。
一方、ユンスは中宗を傷寒症と診断していることに自信がなく、一抹の不安を抱いていました。そこで、ヨリを使ってひそかに別の処方を試し始めます。
医女たちは皆、ヨリの診断と異なり高血圧の診断を下します。一方、シン・イクピルから問い詰められ、逃げ場をなくしたヨリは、あくまで貧血と高血圧の見分けがつかなかったと主張するのです。
側室の妊娠に関わる誤診のため医女にあるまじき未熟さと、シン・イクピルはヨリの恵民署(ヘーミンソ)への更迭をユンスに訴えます。
一方チャングムはヨリにチェ女官長への伝言を告げます。
母のように慕っていたハン尚宮(サングン)を死に追いやった、忌まわしいアヒル事件の真相を明らかにするために、あの時中宗が倒れた真の原因を突き止めたいチャングムでした。
]]>一方、裏切られた思いにかられている村人達の怒りは戻ってきたチョンホに向けられます。チャングムは村人に治療を約束し、いったんは怒りを収める村人たち。しかし薬が残り少ないことを知った村人は再び暴徒化してしまいます。チャングムは村人と再度治療の約束を取り付け、チョンホに村を出て薬を調達するよう頼みます。チョンホはチャングムに教わった薬屋目指し、馬を走らせ村を出ます。チャングムはチョンホを本当は逃がすつもりなのです・・・
一人村に残ったチャングムはできる限りの治療を開始、しかしそのチャングムにも疫病の症状があらわれ始めます。それを知った村人は怒りに任せ、蔵にチャングムを閉じ込めます。 一方そのころ、宮中では特使補佐のチョンホの無断離脱が取りざたされていました。内医院(ネイウォン)ではチャングムが逃亡したとの見方が大半を占め、免職は時間の問題でした。ヨリはクミョンに自分の望みを告げ、クミョンはヨリをチェ女官長に引き合わせます。
チョンホはなんとか村に戻って来ますが、村は火に包まれており、チャングムの行方が知れません。
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